【症例報告】びっこ引く程の膝痛へ。消失の為の運動指導【たーきーストレッチ】
こんばんは。赤坂です。
今回は前回のワークショップ内容を臨床で使ってみた、の報告です。
ちなみに前回の報告はこちら↓
(記事では茨城在住になっていますが、現在は埼玉県川越市周囲に潜伏しています)
(訪問でのセッション依頼の方はご注意くださいませ)
私は基本的に徒手療法家なので、今までボディワークのみ、みたいな臨床はしてこなかったのですが。(運動療法は使ってましたよ。理学療法士なので)
さて、行ってみましょう。
肩こりバスターなたーきー氏ですが、今回は私の担当症例の都合上、膝痛中心にお送りします。
びゅーーーーーーーん
両変形性膝関節症
主訴は「両膝が痛い。歩いたり、しゃがみこんだりする時なんか特に😣」
歩行は膝の屈伸があまり出ておらず
重心移動も行われていない状態。
矢状面での関節運動、水平面での脊柱の動きはなく、前額面での動揺が強くスラストも見られています。
↓↓スラストに関してはこちらから↓↓
以下の画像もこちらからお借りいたしました。すごく細かく書かれていています!
横須賀 整体|横須賀にある整体スタジオ 治療 膝痛 スポーツ障害
そこで使用したワークは
「のびのびーむ」というワーク。
前回のワークショップ内容で紹介されたものです。
師匠が凄腕相手にセッションしている様子です。
この記事に出てくる白浜さんの写真に出てくるポーズがのびのびーむの開始姿位。
師匠のたーきーストレッチは経絡ストレッチ、アナトミートレインである筋連結のストレッチ要素がとても強いです。
たーきーストレッチやダンスレッスンでは反復で負荷をかけ経絡への刺激が行われているため、終わった後に「身体が軽い」「疲れが取れる」「身体が暖かくなる」という反応が現れます。気が巡る、ってやつですね。
実際私が検証した結果、脾虚、腎虚、肝虚に関わる症状がわかりやすく軽減するのを確認しています。
あと、師匠がやると身体楽っていうので肺虚も対応しますね。
それに加えて経絡上にはない「ラセン線」への刺激が多いのもこのワークの特徴です。
今回この症例で使用したこの「のびのびーむ」は
「ディープフロントライン」
「ラテラルライン」
を、促通するのに長けています。
経絡でいう「肝経」「胆経」になります。
体幹を安定させて使用させたり、脊柱のモビライゼーション、骨盤内や股関節の安定性向上を一手に引き受けてくれます。
上のリンクでスラストの原因では股関節の不安定性にあり、と書かれています。
動作分析からも股関節内外旋は行われておらず、スラストの代償動作が出現したと考えられます。
症例も元々腰が痛く(介入時は問題なし)、その時期からの運動量の低下があり散歩すらなかった状態。
身体を動かすのが好きだった症例のストレスはどんどんたまっていって、ネガティブに考えるようになっていたそうです。
なので、この症例さんに
問診が終わった後、こののびのびーむをやってみてもらいました。
「うわ、なにこれなんか気持ちいい」
と受け入れはかなり良好。
「すごいきつい訳じゃないのに、体が熱い。汗が出てきた」
といい反応。
そして再度しゃがみ込み、歩行などをやってみてもらいましたが。。。
「あれ...?嘘、痛くない!!」
「え、だって膝触られてないのに?!」
と信じられないといったご様子。
それから方法指導をし、一週間後。
「あれから家でやってるんだけど、やってたほうが身体の調子がいいからやらずにはいられなくなっちゃった(笑)」
と報告してくれました。痛みもほとんどなく、身体を動かすのが楽しいそうです。
身体を覚醒させる。
高齢者であっても眠る身体機能を刺激すれば、昨日とは違った身体を体感できるってことです。
それを提供するのは、セラピスト、トレーナーでもあり。。。
スポーツ選手である貴方自身です。
楽しい、気持ちいい!
そんな運動療法WS、PPjumpでは少なくとも1年以上開催致しません。
別のコンテンツになってしまいます。
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