さいごのひとくちまでしあわせ。

oriental physio academy埼玉支部。女性専門 痛みと不定愁訴へのコンディショニングサロン joggy代表。PPjump代表。整体師。

「もうエッチは怖くないの?」という問いについて


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こんはんは。

奥山です。

 

以前から、セックス恐怖症だったことはカミングアウトしていますし

公開しています。

 

それは私がメンタルケア領域で活動するためのきっかけになった出来事だからです。

そして、勇気のある自己開示で多くの体験談に励まされてきたので、そのひとつになれたらいいなと書いています。

 

否定的になる方はどうか私に関わらないでください。

それがお互いの為です。

 

少しでも読んでも良いと思ってくださった方だけ、お付き合いください。

 


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私の最も尊敬する運動療法の師であり、同じ志を持った同志であり、兄のようであり、息子のようでもある、私の夫です。

 

夫とは、私が27歳の時に付き合いました。

そして28歳で結婚しました。

現在29歳です。

 

結婚が決まったとき、夫の両親に、自分の両親にも多大な心配をかけつつ一緒になりました。

私の趣味は夫を被写体に写真を撮ること。

Instagramはもはやコレクションの保存場所になってます。

 

私は夫と出会う前、心の奥底で男性不振でした。

父親との不仲が根本的な原因です。

性的虐待を受けたわけではありませんが、言葉の暴力とモラハラを長期に受けました。

 

昔、結婚をする予定だった人がいましたが、私の身体は彼を全く受け入れられず

長い年月を経て、見限られました。

 

「もうエッチは怖くない?」

と聞かれることも多々ありますが、答えはNOです。

 

夫と初めてを迎えるまで、怖くて怖くて、泣き叫ぶこともありました。

見限られたことが頭を掠め、父親の目だけ思い起こされると耐えきれなかった。

昔付き合った人の親からの心ない言葉。

女であることがとてもつらかった。

 

恥ずかしい話、産婦人科にいったりしても

身体がガクガク今でも震え上がります。

 

エッチができなくて、昔の恋人に責められ

「病院へ行ってきて検査してきて」

と、放り出された時のこと。

そらからお酒が手放せなくなり、泣き叫び醜態をさらし、見かねた当時仲良くしていた先輩に連れられ行った産婦人科でも泣く。

 

なんでしたくもないセックスのためにこんなに傷つかないといけないんだろう。

 

父も当時の恋人も

未だに産婦人科で恐怖で泣く

「レイプ被害者」みたいに扱われる私の心など、一生想像しないことだろう。

 

夫とセックスについて話し合っても

罪悪感と見限られる恐怖感でいっぱいになる、手が震えて、どうしていいかわからない、夫から責められてなくても頭からひとりになる恐怖感があるなんて家族も思いもしないでしょう。

 

今でも、私は怖いよ。

 

無防備に、あっけらかんと

身を委ねる、コミュニケーションをとる

距離感、言葉。

バランスが難しい。

 

テクニック何ていらないし

大きなぺニスだって不要だけど

大事に扱われている時間であって欲しいと思う。

 

家族を恨み

男を恨み

 

男に救われ

家族を作った

 

私はとことん、性に卑屈で

 

私が受け入れ続けなければ捨てられる

拗らせてても、波のある私でも、それでもいいんだとずっと話してほしい

 

この整理できない気持ちを

誰か言葉で教えてください。

時々、私はどのように過ごして良いのか、夫にどう話して伝えればいいのかわからなくなります。

 

「伝える」を学び直している真っ最中。

それが20代最後の年の大きなテーマなのですが、突如襲う寂しさと恐怖感は

まだまだ扱いきれていません。

普通?に伝えれば良いだけなのに、自分の言いたいこともよくわからなくなってしまう。

 

きっと、この人となら一緒に頑張れる、と思って夫と結婚をした。

口下手な夫から、無理やりどう思ってるのかほじくりだそうとして空回りしてしまう。

毎回、毎回、一人で勝手に絶望してしまう。

死のうかなって思ってしまう。

私を愛してるなら言葉にできるでしょう?と、横暴な私がひょっこり。

 

実家と疎遠にして、漸く深みにはまらなくなり

今一番穏やかに生きているけれど

不安と焦燥感を整理するすべを知らない。

 

そんな私です。

 

この恐怖感の終着点はどこなんだろう。

「もう、怖くない?」

って聞かれる度に、この気持ちにゴールなんてあるんだろうかと思う。

 

エッチができれば?

子供ができれば?

 

きっと私の奥深く、セックスではないなにかを、丁寧に見ていくしかないんだ。

 

逃げるしかなかった私がやり残したことをひとつひとつ拾っていかないといけないんだ。

 

ゴールがあるのなら、きっと到達できたとき、私の身体が教えてくれる、

ゴールがなくても、私には夫がいる。

きっときっと大丈夫。

 

ことあるごとに言い聞かせる。

 

いつか振りかえって笑って話せる日が来る。

 

そんな私です。